税理士や公認会計士の試験を受ける前に簿記検定を受けておいたほうがいいよ

税理士や公認会計士になりたいという人、それでも何人かいらっしゃるかと思います。本格的な試験勉強に突入する前に、簿記検定の勉強をしたり受けたりしたほうがいい、と思うところがあるのでそんなことをば。

一番、大きい理由は簿記や会計というものに対する適性を測れること。簿記検定を受けて、「わけがわからない。」とか、「苦痛」と感じるのであれば、その人は税理士や公認会計士には向きません。この2つの職業は、まさに簿記会計といったものを取り扱うから。いきなり、本格的な試験勉強にとりかかるより、まずは自分の適性を測る意味で簿記検定を勉強するといいでしょう。

あとは、スモールゴールになりうること。税理士試験、会計士試験というのは、合格まで非常に遠い道のりになります。そこまで、ゴールが見えないというのは少々辛い。簿記検定であれば、各級に分かれていてそれぞれ難易度が異なるので、階段を上っていくように目標を設定できます。

本格的に試験勉強を始めた時に楽に感じる、ということもあるでしょう。簿記も会計士試験も税理士試験も会計の分野については基礎からカリキュラムが始まることでしょう。そういう場合、なにもなしに講義を聞くより、簿記の知識があったほうがより理解しやすいです。理解できれば、試験勉強にも弾みがつく、ということもあり、まずは、簿記検定から始めています。

確かに、簿記検定から受け始めるのは、遠回りしている感もあるかもしれません。ただ、いそがば回れということもあるので、まずは、簿記検定からというのは一つの専門職への有効な最初の一歩となろうかと思います。

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