海外に旅行すること、海外に住んでみること、について、あまり、興味が持てない、という人も多いかと思います。そう結論づけてしまう前に、以下で紹介する本を読んでみませんか?
あの日、僕は旅に出た
これは、旅行人の編集長として活躍された蔵前仁一さんが書いた本です。
蔵前さんはインドへの長期旅行を期に、旅行にはまり込み、やがては旅行人という雑誌を編集、発行するようになります。そして、旅行人はついには、2011年に休刊することになります。その一部始終をまとめたものが、こちらとなります。
雑誌旅行人の制作の裏側等が覗けて非常に興味深い本となっております。
バックパッカー・パラダイス
こちらは、さいとう夫婦がされた世界一周についてまとめた漫画です。
北米から入り、南米、ヨーロッパ、中近東、アフリカ、インド、東南アジア、中国、そして日本に帰国した一連の流れについて、時にはコミカルに、時にはシリアスにまとめています。さいとう夫婦、読んで字のごとく、夫婦で書いている漫画であるため、章によって、画風に違いがあります。手に取ると、ずっしり、重たいのですが、内容が非常に面白いため、すいすい、読めてしまいます。
ある夜、ピラミッドで
こちらはアフリカ各地をほうぼう旅して、ザイール川の川下りもして、ついにはエジプトに住んだ、田中真知さんが書いた本です。
エジプトでの生活の様子、人々の習慣、遭遇した事件等について一話読み切りでつづっています。例えば、「タクシードライバー達」という章があるのですが、タクシードライバー一つをとっても日本とは、随分、様子が違うのだな、、、と感じさせてくれます。海外に住みたい、とかエジプトに興味があるという人は手に取ってみるといいのではないでしょうか。
まとめのような感想
最初に紹介した「あの日、僕は旅に出た」を除くと、若干、出版時期が前になっております。これは、私の青春時代に読んだ本、であるためです。ただ、内容については、今読んでも、面白いです。
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【編集後記】
昨晩は久しぶりに自炊、ということでスパゲッティアラビアータを作りました。うまくできましたが、自分のためだけに作る、というのは少し寂しくもあります。。。