事業承継をするには今ある組織のいいところを活かすことを意識しよう

今ある組織のいいところを活かす、それは、それは組織論全般において成り立つところです。ですが、事業承継において、特に意識する必要があります。今回は、そんなことをば。

というのは、往々にして、事業承継される側は、組織を悪いばかりが目に映るようになります。そうすると、組織改革をしなくては、という意識が芽生え、色々と改革に乗り出したくなり、実際に改革に乗り出すようになります。

確かに、悪いところを直していく、変えていく、ということも必要でしょう。ですが、事業承継の対象となる組織というのは、先代やそこにいる人たちが作り上げてきたものであり、かつ、それがうまくいっているから、今まで残っているわけです。そうじゃないと淘汰されている、わけですよね。

ということで、その組織体が持っているよさ、みたいなものを認識して、そこを活用する、とか、伸ばしていく、ということが大切になるわけです。「当たり前じゃないか、」という話ですが、特に事業承継の場においては、良さは盲点となるので、そこは慎重に見極めるようにしたいものです。

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