あっ、スマホ忘れた、がもたらす不便さから見る冗長性の大切さ

スマホ、やっぱり、あるとすごく便利ですよね。ただ、便利すぎるからこそ、ハマりやすい落とし穴があります。今回はそんなことをつらつらと書いてみます。

先日、僕が時折顔を出している英語教室的なところに行こうとしたとき、のこと。少し時間があったのと、小腹が空いたので、軽くご飯を食べようと思い、食堂に寄りました。で、普段どおり、スマホを軽くチェックしようと思ったら、なんと、カバンにスマホが入っていない…。無くした、わけではなく、車の中に置き忘れてしまったようです。ここでスマホがなくて困ったこととして、

  • 初めて行く会場でスマホをたよりにしていくつもりだったので、スマホがないとその場所にたどり着けない。
  • 主催者の人に連絡をとろうとしても、スマホが主たる連絡手段なので連絡がとれない。
  • 場所や連絡先を検索しようにも、スマホがないので検索ができない。

と、スマホがないことにより、立往生してしまいました。本当はもうちょいのんびりご飯を食べる予定でしたが、仕方がないので、久しぶりに早飯食いをして、スマホをとりに車に戻ります。

幸いにして、スマホは見つかったのですが、ここでの教訓を一つ。スマホには、生活するためのツールがぎゅっと、つまっているので、非常に便利です。スマホがないとすると、それぞれ、地図、携帯電話、パソコンの3つが必要になります。スマホだと1台でこれ3つの役割ができますよね。ですが、逆にスマホがない、となるとあっという間にピンチになります。今回のケースだと、スマホがあることはあるので、目的地にたどり着けましたが、「家に忘れた」、「なくした」だと、目的地にすらたどり着けませんでした。

もう少し、抽象的な議論をすると、1つのものや箇所に機能が集中していると、そこが駄目になると、一気にシステムが崩壊し、どうしようもならなくなってしまいます。それを避けるために、そのシステムの外でシステムの代替にできるものを準備しておくことが必要でしょう。これを冗長性、といいます。それを避けるために、今回の例でいえば、スマホ以外に、例えばガラケーに主催者の連絡先を登録しておくとか、あらかじめ地図を打ち出しておく、という備えをしておくべき、だったかもしれません。冗長性、バックアップなんかは冗長性の典型例なので、覚えておくといいでしょう。

ということで、スマホだけに頼らず、他の手段も用意しておく、というのが今回の正解でした。というわけで、みなさんも気を付けましょう。

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