みなさん、外国人の友人っていますか?外国人の友人がいるとかえって日本のことがわかったりします。
人の座り方一つとっても
例えば、友人と2人でセミナーにいった時に、席が3人掛けだったら、どのように座りますか?おそらく、真ん中の席を1つ空けて両端に座ろうとするはずです。
ところが、中国人の友人と上記のようなセミナーを受けた時「どうして、真ん中を開けるのですか?」と聞かれました。
内心「えっ」と思いながらどうしてそんな質問をするのか聞いたところ、中国ではこういう場合は席を詰めて座るので、空けておくのは不自然だ、という回答がかえってきました。その時は、日本人のパーソナルスペースは多少広くてふつうは詰めて座らない、というように返した覚えがあります。
質問を通して日本がわかる
このように海外から来た友人と話をしていると意外な質問が飛んでくることが往々にしてあります。普通であれば、当たり前すぎて意識にも登らないようなことをポーンと聞かれることがあります。そういう質問を受けると、理由を考える必要があり、その過程の中で意外な日本人の習性や考え方があらためて理解できることがあります。逆に、外国の人の習性や考え方もわかります。
きちんと考えることが大切
ここで気を付けたいことは、きちんと理由を考えること。当たり前に思えることを「そんなの日本では当たり前だよ。」と片づけるのではなく、なぜそうなのか、論理的に説明する努力をすべきです。そうすることによって、なんとなくしている行動の背景を改めて理解でき、それにより日本人らしさに気付くことができます。
まとめ
海外からの友人を持つと違った視点をもたらしてくれるので非常に面白いです。日本で長くいる人より、日本に来たばかりの人のほうが「なぜ。」をたくさん持っているので、上記のことがより成り立つでしょう。出会える機会を作っておいたほうがいいでしょう。