異業種交流会、イベント等で新しい人との出会いがあると思います。会社組織で営業している人、個人で事業をしている人は、つい、営業をしてしまいたくなりますよね。ただ、性急に事を進めるとかえってうまくいかないことがあります。自分自身もセミナーで集客はしており、少し反省するところもあったので、自分自身の戒めを込めて書いてみます。
ふと、メールを開いてみると
ある日、いつものように会社のPCで仕事をしていました。ふと、メールチェックをしたら、普段受ける送付先とは少し違っています。やや、不審に思いメールを開いてみると、セミナーのお誘いが。
「この人、誰だっけな~。」と、と記憶をたどってみると、確か、半年くらい前のイベントでお会いした人でした。久しぶりのメールで、営業メールだったので、「なんだかな~」、という感じ。腹が立った、というほどではないのですが、ちょっとした違和感みたいなものは残りました。
結局、誘っていただいたセミナーは受けず、そのまま過ぎてしまいました。受けるにしては、その人との関係は若干薄かったと思います。
営業は関係ができてから
この場合、おそらく、関係性ができる前に営業をしてしまったのが、少しよくなかったのかなと。自分自身も個人の方が開催するセミナーに出たり、コンサルを受けたりすることもあります。その場合、その前に受ける人との関係ができている、ということがあります。そこには、一方的に自分のほうからその人に魅かれている、ということもあるでしょう。それがなく、単にセミナーやコンサルの紹介を受けても、なかなか受けにくい、ということがあります。まずは、人間関係を構築するところから始めましょう、ということです。
営業をしていると、つい、焦って人間関係ができていないまま、売り込んでしまう、ということもありますが、そうれをやっても結局、人は離れていくだけです。
人間関係の構築方法は
まずは、会う、ということでしょうか。何回か会っていると、そこには人間関係が生じてくることになります。ただ、会う、ということは結構時間がかかるのと、自分が売っている商品、サービスと会っている人が求めているニーズが違うこともあり、なかなか、難しいと思います。自分は一人しかいないので、会う、という方法はおのずと制限がでてきます。
そこで、出てくる、ツールがブログ、メールマガジン、facebookという情報発信ツール。そういったことを読むことにより、徐々にその人に対する親近感がでてきます。自分も複数のメール/ブログを読みますが、そういう人とは会っていなくても、なんとなく会ったような気になります。そんな時に、時折、商品、サービスの宣伝が流れてくると、つい買ってしまいます。要するに、ブログ、メルマガ、facebook等を流すことにより、読者との人間関係が維持、構築されていく、ということになるでしょう。