組織の長と副、同じように組織の上にいるのですが、役割や気のもちようは異なる、という。なので、性格的に向き不向きというものはあるのです。ということで、今回はそんな長と副の役割や必要な性格なんかを。
まず、長となると、やっぱり、プレッシャーが色々なところからかかります。最後に支えるのは自分、ですし、最後に決めるのも自分、組織に対する責任、批判の矢面に立つこと、往々にしてあります。責任を取る、何か会った時に腹を切るということもあるでしょう。
そんな長に必要なことは、色々なことに気にしないこと、なのかなー、と思います。組織のことを考えると、気になることは色々と出てきます。考えれば考えるほど、深みにハマっていくような感じです。それで、不安になり不安を表に出すようになると、周囲の人も不安になったり、色々と問題が出てきます。どんなことがあっても、平気な顔をしているとか、精神的に潰れない、ということが重要。
逆に、副はどうか?長となる人はどっしりとしているので、逆にそういう人は細かいことをあまり気にしない、という欠点があります。そこで、副となる人は、細かいところを気にして、落とし穴にハマらないようにする必要があります。
なので、副は性格が細かく、多少、不安症であるくらいの方がいいです。そのくらいだと、色々な落とし穴に気づけて、手も打てる。で、こういう性格なので、不安になってしまっても、長が支えてくれるし、まあ、副が不安でいても長がしっかりしていれば、大丈夫なものです。副は細心であっても最終責任は取らないので、そのぶん潰れにくい、ということもあるでしょう。
この組み合わせが、長と副では大切。二人して同じ性格だと、長所も短所も増幅されてしまいます。そうすると、意思決定や組織のムードが行きすぎてしまうことになります。また、長が細心で副が大胆だと、長は不安で不安で仕方がなくなるし、副は副で細かい長の性格や気分がうっとしく感じられるのもあります。
なので、長が大胆、副が細心、と言う組み合わせが最適です。もし、そうなるように人の配置ができればと、、思いつつ、そうでないこともあるので、そう言う場合はうまく自分を作っていくということも必要なのでしょう。