生きていれば、さまざまな問題が襲いかかってきます。それは、ミスであったり、不運であったり、災害であったり、予測できたこともあるし、全く予測できなかったこともある。それをどう考えるか、ということを今回は考えていきたいです。
要するに、人生には晴れの日もあれば、曇りの日もあれば、土砂降りの日もある、ということです。人間、どうしても、晴れの日ばかり想定するので、曇ったり、雨が降ったりすると、それだけで精神的にダメージを受けてしまいます。だからこそ、問題が発生した時には、「こんなこともあるさ」と受け止める、ことも大切です。
というのは、焦ってしまうと、解決するものも解決しなくなってしまうから。特に、問題の解決を急がない、場合は、少し時間をおいて冷静になってから問題解決をしたい、ということが必要でしょう。
結局、いつどんな状態になっても問題は発生します。受験が終わってほっとしたら次の学校生活はそれなりに大変、ですし、就活を乗り切って就職したら職場では新たな問題が待ち受けています。歳をとって退職したら、今度は老や病と向き合いますよね。これはライフプラン的な話ですが、もう少し小さな話で、一つの問題を解決したら、次が出ててきた、ということはあります。
もちろん、問題は発生しないに越したことはないので、予防措置は大切です。予測して、起こりそうなこと、起こったらまずそうなことについては事前策を講じます。また、一回発生した問題については再発防止策は講じておきたい。そうやって、問題の発生確率を少しでも下げておくことも大切でしょう。
問題は悪いことだけではありません。以前の投稿で、危機は危険と機会、ということを書きましたが、まさにその通りで、問題によって、自分の成長、周りとの絆、新たなビジネスチャンス、など、さまざまなことが手に入る可能性があります。それを考えると、問題、ということはあながち悪いものでもない、ということです。
ですが、大問題、特に、再起不能になるような問題は事前に手を打っておきたい。手を打たない限りの問題は、都度都度、処理していくということが必要なんでしょう。