世間的に会計税務のプロと考えられている職業(資格)に公認会計士 / 税理士があります(公認会計士が会計寄り、税理士が税務寄りです)。それを目指そう、と考える人もいるかと思います。いずれの資格にしても、試験があるため本格的に試験勉強をすることが必要です。その前にしておいたほうがいいことがいくつかあります。
職業に対するイメージを持つ
公認会計士、税理士といってイメージを持つことができますか?一般に、税理士のほうが馴染みがあるので、税理士のほうがイメージを持ちやすい、ということはあると思います。世間的には仕方がないことですが、目指す以上はどういったことをしているのか、ということをするのか、というイメージは持っておいたほうがいいと思います。
それには、書籍を読んだり、人の話を聞いたり、専門学校にいって聞いてみる、と色々と動いてみるといいでしょう。
目的意識を持つ
イメージを持ったら、自分はなんのために、これらを目指すのか、ということを意識することが必要です。やったことはないので、難しいかもしれませんが、ここできちんと目的を整理しておくと、試験勉強中でもモチベーションを保ちやすくなります。憧れ的なものでも、いいので、なにかゴール的なものを持っておくといいでしょう。
簿記をしてみる
会計士、税理士ともに簿記の知識を要求されます。簿記は会計記録の方法であり、会計そのものといえます。これが駄目となると会計士税理士には向いていない、ということになるかもしれません。逆に、すーっといくようであれば、かなり、会計向きでしょう。
本格的に試験勉強を始める前に、少なくとも日商簿記検定の2級までは持っておきたいところです。
試験科目をさらってみる
会計士、税理士ともに、試験科目は簿記だけではありません。会計士試験であれば、その他経済学、会社法が試験科目となりますし、税理士であれば、各種税法が試験科目となります。これらをさーっとでも見てみると、試験のイメージはつきやすいと思います。
まとめ
試験勉強に本格的に入る前に上記のことをしてみて、本当に目指すべきかどうかを考えることが望まれます。逆に、会計士、税理士になりたいが、どこから手を付けていいかわからない、という方はどれでもいいので、試してみてください。
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【編集後記】
昨晩は行きつけの古民家風カフェで軽く飲んできました。ゆっくりとした流れにのり、よかったです。