世の中には、書籍とかインターネットとかで情報に溢れています。ですが、やっぱり、専門家、と呼ばれる人たちには一定のニーズがあります。なぜか、、ということを少し考えてみました。
それは、専門家は信頼できる情報を収集し、相手に合う形で提供できるからです。
確かに、世の中には情報が溢れていて、極秘情報とかではない限り、何らかの方法で手に入ります。税務の情報で言えば、国税庁のウェブサイトは非常に充実していてわかりやすいし、そのほか、色々な税理士や会計事務所が情報を発信しています。調べればわかる、、なはずですが、専門家に頼られる、ということが多いです。
その理由としては、専門家は情報の信頼性を吟味できるということがあります。これだけ情報が溢れてしまうと、普通の人であれば、どれが正しいか、判断することが難しいのです。そこで、信頼できる情報を求めて専門家の門を叩く、ということになります。
もう一つは、専門家はその人に合った形で情報を提供する。つまり、インターネットや書籍の情報というのは、万人に向けて書かれたものです。なのでその人の状況に即してどう活用するか、ということは教えてくれません。そこの当てはめがやっぱり普通の人であればなかなか難しく、また、自信も持てません。なので、専門家に頼って、自分自身の状況に照らしてアドバイスをもらいたい、、と思うわけです。
つまり、専門家の一つの役割は情報に信頼性を与え、相手に合った形で提供する、ということがあります。吟味、当てはめ、というところが専門家に求められる役割となります。