売り上げを上げる、ということと、きちんと自分のあり方を確立させることがは結構密接に関係があります。一見、関係無さそうですけど、意外とそんなことはないのです。今回はそんなことをば。
基本的に、自社のあり方を定めることにより、じゃあ、どんな商品を売るのかどんなお客さんに売るのか、ということが違ってきます。例えば、会計事務所の場合、在り方を手続代行業とすれば、記帳代行や給与計算を提供していく、ですし、会計を中心にしたDX支援とすれば会計システムや他の業務管理システム販売や活用法の支援が売り物になります。それぞれについて、売値も異なってきます。
それと、あり方が不鮮明とか取引先と合わないということだと、取引関係も短くなりがちになります。結局、そういう場合、取引をしても、なんとなくしっくりこない、となります。先の例だと、DX支援をかかげている会計事務所が、記帳代行を受けても、確かに役務の提供はできるのですが、お互いにしっくりこないように感じ、やがて、関係が終わってしまったりもします。
つまり、あり方が直接、営業やマーケティングに影響してくるので、営業やマーケティングを考える前にあり方を確立する、ということが求められるようになるわけです。