隣の芝生は青い、というか、やっぱり、人の立場が羨ましくなることあります。ですが、それぞれの人には不満があるのです。そんな中、どう生きていくか考えてみました。

会社員、やってみるとわかるのですが、やっぱり、ストレスは溜まるものです。上司ガチャといいますが、やっぱり、上司との関係はしんどかったりストレスが溜まったりすることも多いです。部下との関係も気を遣いますし、同僚は競争相手、お客さんにも当然気を使います。やっぱり、会社員は何かと縛られるので、自由なフリーランスはいいよなぁ、、と思うわけです。

じゃあ、フリーランスはどうなのか。確かに、自由あります。が、その自由は飢える自由でもあり、安定はしません。会社員はなんだかんだ言って、組織や労働法に守られていますが、フリーランスはそういうように自分も守ってくれる人はいません。付き合うお客さんによっては、会社員であるより酷い状況で働かされる、ということも、あったりします。あと、フリーランスだと、帳簿をつけたり、事務をしたり、確定申告をしたりという、やらないといけないこともあり、人によっては自由とは少々遠い状況だったりもします。

それではと言って、社長になったらどうか。つまり、人を雇って、仕事をさせる。これだと、大きな仕事もできるし、自分は社長として何もせずふんぞり返ってればいい、と思う人もいるかもしれません。ですが、社長であればあるほど、やらないといけないことも多く、管理をしないといけない。あとは、自分だったらもっとできるのにな、、という感情にも対峙する、というなかなか大変な仕事ではあります。あと、組織が大きくなればなるほど責任も重たくなるのですよね。

じゃあ、事業承継。これも、地盤があっていいよね、、とか言われるのです。確かに、１から立ち上げていくのに比べると負担は少ないでしょう。ですが、色々と人間関係に気を使うし、課題や問題についてはホイホイと目に留まるし、でも、強引に変えようとすると反発もあります。自分以外の人が作った世界なので、しっくりこなく感じることもあるでしょうよ。

じゃあ、無職はどうだろう。自由だし、責任もない。ですが、キャッシュフローがないので、貯金の減少につれて不安になったりする。あと、仕事がないのは、結構、しんどいところはあるのも実情。暇、ということもあるし、社会から隔絶された感もあり、寂しさを感じることもあります。お金があっても、無職というのはしんどいです。

こうみてきたように、多分、どんな立場に立っても、それなりに辛いことあります。そのため、ややもすれば隣の芝生は青く見えてしまうが、そうでもない。どこにいっても辛いことばかり。

とすれば、どうすればいいか。まず、自分として何をしたいか、という、プラスの面に注目して立場を選ぶ。マイナスから逃げようとすると、別のところにあるマイナスに足を取られるから。あとは、縁と決断で今の立場にいるので、そこに納得して受け入れる。どうしてもダメなら、隣の芝生が青く見えている可能性も踏まえて転身する、ということになろうかとも。