特に、自分にとって新しい所に移る、ということあると思います。どこぞやかの村落に移住した、引っ越しした、転職した、等々。そうすると、なんかおかしいんじゃね、という違和感を感じることがあるかと思います。そんな時どうすべきか、ということを考えてみます。
まず、いきなり違和感を言語化して、そこで主張するのはやめましょう。「新参者が何も知らないくせになにを言っとる」と言われ、白い目で見られるのが関の山です。来たばかりだと、組織の中での地位も固まっておらず、主張することの正当性を認識してもらうのが難しいからです。
じゃあ、「そういうもんだ」と言って諦めてしまうのか。それはそれで、もったいない、と思います。その場所や世界では当たり前のことでも、一般常識とは異なったり、不合理なこともあります。そこが変わるチャンスが無くなるのは組織や場所にとって惜しいです。また、自分は違和感を感じつつ過ごすことになるので、それはそれでストレスも溜まってしまいます。
じゃあどうするか。というと、違和感をゆっくりと煮詰めていく、ということがいいかなと。自分の考えや感覚を持ちつつ、その場の状況と照らし合わせていく。もちろん、自分が違和感を無理なく捨てることができればそれでいい。逆に、こうしたほうがいい、というアイデアが浮かぶこともあるでしょう。もしくは、違和感を持ち続けていれば、どこかで払拭するチャンスもやってくるはず。
もし、違和感を払拭する、とか、新しいアイデアを思いつき試す、ということができればそれは、その組織や場所にとってプラスになるはず。