個人事業主となった、つまり、独立したので、やりたいことをやるんだ、と思いがちです。確かに、会社員ではなく、個人事業主となった以上、やりたいことができないと意味がないではないか、、と思いがちです。今回はそんなことをば。
個人事業主の自由は、やりたいことができる自由の裏側に食べることができなくなり飢える自由、というものがあります。会社員と異なり、個人事業主というものは、給料が自動に入ってくることはないのです。なので、飢える自由を享受しないように、ある程度のお金は稼がないといけないのです。
なので、特に最初のうちは、自分がやりたいこと、より、安定的にお金をもらえること、が優先されてきます。そのことにより、安定的な生活が確保されてきます。そこで、腕を磨いたり、信用を作ったりすると、さらに安定してきます。ここで得た腕や信用は今後、自分がやりたいことをやるようになってからも、そのことを助けてくれるはずです。
そうすると、自分のお金がたまってきて、時間にも余裕が出てきます。その時です。やりたいことを始める時は。必ずしも、やりたいこと=すぐに金になる、とは限りません。そのため、やりたいことをやっても、経済的に困窮しないようにしてから開始します。そこでも、少しずつお金や時間を投入していくのでしょう。
そうこうすると、やりたいことで徐々にお金になってきます。そうすると、時間が足りなくなるので徐々にやりたいことに時間を投下していくようにします。とすれば、お金的にはさほど変わらなくても、生活の満足度は上がってきます。
それなら、副業でもいいじゃん、というと、確かにそのとおり。安定的にお金を稼ぎつつ、最初のうちはやりたいことを趣味でやって、徐々に収益性を高めていく、ということは可能です。ただ、副業の場合だと、勤め先によってできるかできないか(ブラック企業だとできないし、そもそも、会社の就業規則で禁止されていてもできない)、、ということがあるのと、上限はあるので規模が大きくしたいならどっかで独立することが必要です。
つまりは、とりあえずお金になることをやり始めてから、そこで余裕ができてきてから、徐々にやりたいことにシフトしていく、という流れがいいかな、、と思います。そういう意味なら、副業ができるなら、副業から始めてもいいですよね。