仕事はえり好みせずになんでもやったほうがいい、、という、考え方と、ある程度、自分が好きだったり得意だったりすることに絞ったほうがいい、という、考え方があります。どちらがいいか、、というと、状況によるのですが、今回はそんなことをば。
まずは、会社員かフリーランスか、ということです。会社員だと、なかなか、自分の裁量で仕事を選ぶ、というのが難しかったりします。やっぱり、会社員だと来た球はすべてそつなく打ち返せるということが求められます。他方、フリーランスだと、むしろ、なんでも来いに名人なし、というか、特色があることが求められるはず、じゃないと、集団に埋没してしまいますからね。
もちろん、会社員でもとんがっていることが求められることもあるし、フリーランスでもジェネラリストであることを求められることもありますが、傾向としてはこんな感じだと思います。
もう一つ、業務やビジネスのステージによります。これは、ビジネスを例にとってみましょう。例えば、独立したばかりだと、仕事をえり好むことは結構難しかったりします。飛んでくる球は全部打つ、というふうにしないと仕事が取れない、ということになります。で、飛んできた仕事をやってみると、経験になったり、今まで見えていなかった自分の特技や好みがわかることがあります。
仕事を絞り始めるのは、仕事が忙しくなって時間がとりにくくなってからでしょう。仕事が忙しい、仕事に追われる、時間がない、このままではまずい、という場合に仕事を選ぶようになります。つまり、自分のポートフォリオの中から自分にとって不必要な仕事ははずして、自分にとって大切な仕事を残す、という選別をすることになります。この段階だと、仕事を絞る、ということに合理性がでてきます。
ということで、幅広く仕事を受けるか、それとも、絞るのか、それは人の働き方やステージに依存してくることになります。もちろん、他の要因もあるのですが、一つ参考にしてもらえればと。