負けず嫌い、負けることが嫌い、ということなのです。いいことのようで、実は落とし穴もあります。今回はそんなことをば。

まず、負けるのが嫌いなので、勝つまでやる、ということです。一見、勝つまでやることはいいことのように思えます。ただ、これはひたすら負け続けることもあり得ます。特に、ギャンブルや投資でこれが発生すると延々とし続けてしまいます。そうなると、延々と損をし続けることになり、自分にとって良くはありません。

逆に、負けたらやりたくなくなる、これもまずいです。負けると嫌になってしまう、その結果、そのことをしなくなる、上達しない、もっとやりたくなくなる、結局、やらなくなる、という負のスパイラルに入ってしまいます。これが続くと、何もやらず、あたらしい世界は開けず、世界が閉じてしまうことになってしまいます。

ではどうすればいいか。負けず嫌いは感情であり、避けられないのですが、負けず嫌いを発揮する対象を選択する、ということがいいでしょう。つまり、自分にとってプラスになるということであれば、とことん、勝てるまでやる、ということです。仕事や勉強なんかがそうですね。逆に、自分にとってマイナスとか不要なものというのは、やめてしまう。ギャンブルやゲームなんかがそうです。

そうやって、負けず嫌いを発揮すべき対象を理性で定め、あとは感情の力に任せるというのがいいかな、、と思います。