社会問題には目を逸らさず関心を持ち続けたい

身の回りにも、遠く離れたところにも、さまざまな社会問題があります。社会問題は、大きすぎて自分一人では解決できず、悶々としてしまうことありますよね。そんな時にできることが関心を持ち続けること、です。簡単そうで、実は、難しい、今日はそんなことをば。

関心を持ち続けること、これが大切です。もちろん、それに対して、他にできることがあればそれをするのもいいのですが、そうでなくても、関心を持ち続ける、ということが社会問題の解決にささやかながら役に立つと思うのです。

関心を持ち続ける人が多くなればなるほど、その問題は解決に近づきます。多くの人の関心はメディアや政治家、ビジネスといったものを動かすからです。メディアは視聴率、政治家は集票、ビジネスは利益を追いかけます。関心は視聴率や投票行動、購買行動に影響を与えます。例えば、関心を持たれている社会問題を番組で取り上げれば視聴率は上がるので取り上げるようになる。

あと、関心を持てば、個人の活動にも影響を及ぼします。ささやかでも、解決に貢献したい、という気持ちを掻き立てるからです。寄付をする、ボランティアをする、資源を節約する、SNSに投稿する、等等。一人の行動は小さくても、これが集約すれば社会問題の解決に大きく近づけることになります。まあ、ドラゴンボールの元気玉のようなものです。

逆に、無関心であれば、社会問題そのものは解決せず、ずーっと残り続けてしまいます。なぜなら、人々の意識や行動が解決に向かわないから。マザーテレサがいうところの、「愛の反対は憎悪ではなく無関心である」ということです。

ですが、一方で、社会問題に関心を持ち続けることは難しい。人は、意識を社会まで向けるのは大変で、自分のことで手一杯。自分の生活に直結しないことは意識から外れてしまいます。かつ、社会問題のことを考えると精神的にしんどいので、それは忌避してしまい、無関心に落ちてしまう。それと、慣れるというか飽きる、というのもあります。

なので、社会問題には関心を持ち続けていたい、と思います。もちろん全ての社会問題に関心を持つ、なおかつ、続けるのは難しい。なので、自分が興味がある、問題意識が持てる、ことを一つ、できれば、複数持ちたいところです。ぼくであれば、そうですね、ウクライナ危機、コロナ、少子化、空き家問題あたりかな。

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