ぼくがSNSでネガティブなことを書かないようにしているわけ

ぼく自身はできる限り、SNSで愚痴や悪口のようなことを書かないようにしています。別にぼくはどちかというとネガティブな人間なので思考のベクトルはネガティブに寄っている面はあります。必ずしも、それが悪いわけとは限りませんが、ちょっとそんなことをば。

特定の誰かや何かを悪くいう、ということをしている人は少ないと思います。流石にそれは、悪く言われた方からも反発もあるし、SNSのエチケットでもあるので。

ですが、Facebookやブログなんかでも、ネガティブなこと、落胆したこと、名前を伏せた上での批判めいたこと、ということを書く人はちょこちょこ見かけます。おそらく、そうやって言葉にしてストレスを減らしている、ということと、好意的な慰め的なコメントをくれる人からの応援が嬉しい、というのもあるでしょう。SNSをそういった場に使う、ということは一つの考え方だと思います。

とはいえ、やった場合のデメリット、というのはあります。大きいのは、SNSだと、目に留める人の数が多くなりがちなのです。会話や飲み会の中で愚痴や悪口を言うのは、それが及ぶ範囲が狭いですよね。なので、そこまで広がらない。ですが、SNSだとそれより広く広がってしまう。Facebookであっても、自分だと、友人が1,000人以上いるので、そこまでネガティブなメッセージが広がってしまう。

それが、広がってしまうと、遠い人の印象がそのネガティブなメッセージで形成されてしまう。つまり、親密な人だったら、ネガティブな面はその人の一部である、ということがわかります。わかった上で、コミュニケーションを取れるわけです。逆に、遠い人は、そのネガティブなコメントだけで、評価してしまう、ということあります。つまり、「あの人はなんだかネガティブなことばかりつぶやいているな」と。

それと、ネガティブなことだけで終えてしまうと、結局、自分の心の中ではそこだけでその話が完結してしまいます。なので、そこから進歩ということがしにくいような気はします。

自分だったらどうするか、ですが、ネガティブなことはできる限りクローズな場で吐き、できる限りにそういう表現を多くの人の前で控える、ようにはしています。それともう一つ、できる限り教訓にするようにはしています。教訓にしても、批判的なニュアンスはでてしまうので、そこを消すのに苦心していますが。

もちろん、コミュニケーションとしてネガティブなことをSNS上でこぼす、というのは、自分の周りの人がそれを許容すれば、いいかな、、と思います。自分のSNSの端にいる人の機嫌を取る必要はないだろう、というのも合理的な考え方ですし。でも、自分はできる限り、そういうことはしない、という方針で進めていければなー、なんて考えています。

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