どハマりする、とか、劇団員になる、ということはなかったのですが、地味に演劇好きだったりします。年1回くらいしか劇場には行かない、ですが、意外と演劇とは接点があったりもします。今回は、そんな自分と演劇の関係を振り返ります。今回は、教訓めいたことは言わず、単純に過去の振り返り、ということにします。
多分、演劇について初めてくらいに印象に残っているのが、中学生の頃。中学2年の時に、生徒会の役員(3年生)が文化祭のおりに演劇をしたのが、結構、面白かった印象が残っています。おそらく、こう感じたのはぼくだけではなかったらしく、その次の年も生徒会で演劇をすることになります。その時はぼくも生徒会に属していたので役者として出演することになり、確か、主人公の父親役で出演早々心臓発作で倒れるという、ちょい役で出演いたしました。
それと、前後関係はよく覚えていないのですが、そのころの週刊少年ジャンプでは、「ポンポン坂演劇部」という漫画が連載されていたのです。これが、シュールなラブコメディで、連載の時は結構楽しみに読んでいました。これは、多分、ぼくが小学生か中学生の頃です。
そこから時代は飛んで、ぼくが東京に住み始めていた頃のお話。水族館劇場、というのが、その時住んでいた近所のお寺に毎年、夏ごろだと思いますが、水族館劇場という野外演劇をする団体がきて公演していました。最初は、気になりつつ踏み込めなかったのですが、あるとき、勇気を出してみに行ったら結構面白く、その後は開催している年は大体見ていたと思います。この辺りから自分自身の演劇ずきを認識し始めた頃でしょう。
その後、ぼくが30代の頃に、ももいろクローバーZというグループが主演した、「幕が上がる」という映画をみました。これは、高校の演劇部を題材にしたお話で、これも結構面白かったです。そこから、ももいろクローバーZで一直線で立派なモノノフへ、、、とはならず、幕が上がるの原作を読んだり、冒険王という舞台をみたりしました。この冒険王はトルコにある安宿を舞台とした、バックパッカー話で結構楽しかった覚えがあります。
海外での生活はそれなりにありますが、その時はそれほど演劇に縁のある生活はしてません。強いて言えば、カナダで短期語学留学していた時にみた、美女と野獣(beaty and the beast)と、ニューヨークに旅行している時に見たオペラ座の怪人(phantom of the opera)の2つくらい。やっぱり、英語で演劇を楽しむには、少々、英語力が不足していたと感じた瞬間でしたね。
長野県に戻ってきてからは、2つくらい演劇との関わりがあります。一つは、ぼくが現在居住している、松本市では毎年「松本演劇祭」というイベントがあり(コロナの時は開催されなかった年もあった)、フラッと出かけてみたりもしています。あと、友人で演劇をしている人がいて、その人に誘われて2回くらい演劇を見ました。
意外と思い出してみると、演劇との接点はあるもので、どれも割と印象に残っていることです。まあ、どっぷり浸かる、ということではなく、人生に傍にひっそり演劇がある、という感じの付き合い方なので、それは続けていければと考えています。