最近、コミュニケーションについて考えているところです。体系化することはせず、その時、思ったことを書いていきます。今回は遠慮してしまいいうべきことが言えないということについて考えてみましょう。
コミュニケーションあるあるですが、つい遠慮していうべきことが言えなくなってしまう、ということがあります。やっぱり、前回の催促もそうですが、言いにくいことありますよね。相手も嫌な気分になるのでは、とか、言い返されたらどうしよう、とか。でも、言わないと話が始まらないし、自分の中で持っているといつまでもイライラしてくるし、最悪、いう時期が遅すぎてそれが実際にマイナスを引き起こしてしまうということもありますよね。
これを回避するためには、シミュレーションをする、ということです。どのタイミングで、どのような媒体(メール、対面、電話)で、どのように伝え、どのような反応をするか。それが見えると、少し言いやすくなります。ポイントは、シミュレーションどおりにはいかないことも多いので、シミュレーションには頼りすぎず、むしろ、目的を明確にしてから話し合いに臨む方がいいとは思います。
媒体は、理想的には、対面+文章がいいです。メールで送りつけるのは簡単で伝えやすいのですが、受け取る方としては、カチンとくるというか、あまり面白くない気分になることが多いです。でも、対面だと、伝えたいことが伝えられない、ということもあり(遠慮してしまう)、伝えたいことをあらかじめ文章にしておくと、うまく伝えられます。もちろん、対面は難しいところもあるので、たとえば、zoom等で話して文章を画面共有する、とか、電話で話しても手元にメモを置いておく、ということもあるでしょう。
最後に必要なことが勇気です。どんなに伝え方を工夫しても、シミュレーションを行っても、やっぱり、不安や遠慮は残ります。なので、最後はえいっ、と、伝えてしまうことが必要。案外、思っている以上にすんなりと伝えられるものです。もちろん、何も考えずに突っ込んでいくのは、蛮勇なので、きちんと考えた上で、勇気を発揮することが大切です。