何をするにも在り方が大切

今回は、事業をする、会社を経営する、ということにおいて、在り方の大切さ、を考えてみます。どうでもいいように見えてとっても大切なんですよ。

在り方、経営理念、とか、ミッションとか、ビジョンとかそういうように表現されることがあります。そういうことって、一見するとどうでもいい、とか、綺麗事みたいに捉えられるようなことがありますが、決してそんなことはありません。

やっぱり、経営の意思決定、というのは、この在り方を基礎になされることになるからです。マーケティングも、営業も、人事政策も、業務管理も、この在り方を軸になされます。また、危機的な状況下における判断も全てがあり方を軸になされます。

この在り方が不鮮明だと、結局、判断や決定の軸がないことになります。そうすると、その時の気分や過去からの慣習、流行などにより、決定されることになります。すると、過去の延長線でしか事業が動かない、とか、場当たり的な意識決定がなされることとなります。それも一つですが、あり方に基づく意思決定だと、一貫性と漸進性が満たされることになります。

ということで、あり方大切ですよね。たぶん、ぼんやりとした形では在り方があることが多いかな、と思います。そうだと、判断もぼんやりしてしまうのです。ではなく、在り方を明確に言葉に落とすことにより、判断基準がよりクリアになっていきます。

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