料理における氷水の使い方

氷水、料理においてうまく使うと料理のあじをアップすることができます。なので、今回は効果的な氷水の使い方を考えてみます。

氷水を使う時の意義は二つ。実質的には一つかもしれませんが、ここでは二つにしておきます。

一つ目は食材を急激に冷やすことです。氷水は水道水や冷蔵庫で冷やした水と比べても冷たくなります。より、冷たくするには氷水を作ってから冷凍庫に入れておくといいでしょう。なので、具体的には冷やし中華や冷麦、そうめん、なんかの仕上げに使います。つまり、水で洗って粗熱をとってから、氷水に浸してあげると、より冷たくなってぐっと味わいが増します。

もう一つは、野菜のクセをとること。冷やすこと、の効果なので、上に含めてもいいのですが、狙う効果が違うので別にしてみました。これで有名なのが、福岡なんかで食べられている冷やしピーマン。そうそう、氷水の中にピーマンを切ったものを浸しておいて注文が入ったら氷水から出して提供する、というスタイル。あとは、自分でやってみたのが、パプリカや茗荷なんかも氷水につけて出してみると、結構、癖がおさえられて個人的には好きだな、と思いました。

ということで、氷水の活用、考えてみました。基本的に、冷たいものはできる限り冷たくして提供する、のが料理を美味しくする方法の一つなので、そのうちの具体的な一つのコツとして利用していただければと。

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