嫌な仕事ではなくしたい仕事をするためには~会社員編

独立したから嫌な仕事をしなくていい、とは限らない、ということを前回は述べました。じゃあ、嫌な仕事をしないためになにが必要か、ということを考えてみました。今回はそんなことをば。

まずは、準備です。業務分担の枠組みがあるので、いきなり今までの仕事を放りだせないですよね。なので、自分がしたい仕事をするための準備というのにかかります。具体的には、会社員だったら、自分の職場に対して、したい仕事の提案、異動の希望などの働きかけをします。えっ、会社が従業員の言い分を聞くわけないじゃん、と思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。会社にとってもメリットのある提案だったら、受け入れる可能性は十分にあります。あと、会社が思うとおりに動かなければ、転職といった手段もあります。

準備を考えるのにあたって必要なのは時間です。やっぱり、そんなにすぐにはやりたいことはできず、どうしても時間がかかります。自分の提案が受け入れられるのも、希望部署への異動もすぐにはいかないことがほとんどです。自分の意図を通すためには、それ相当の能力や経験が必要ですが、こういったものを身に着けるのも時間がかかります。

最後はやっぱり勇気が必要です。嫌な仕事としたい仕事、別の言い方をすれば、今までの仕事とこれからの仕事です。つまり、嫌な仕事は今までの仕事の延長線にあり、したい仕事をするためには、今までとは違う道をいかねばなりません。今までと違うことをしようとすれば、先が見通せない不安と、また、時として周囲から反発も受けることがあります。もちろん、十分な準備や根回しにより減らすことは可能ですが、ゼロにすることはできません。どうしても、最後にはそれを理解しつつも飛び込める勇気が必要となるわけです。

ということで、嫌な仕事からしたい仕事に変えるためには、準備、時間、勇気が必要です。なかなか、難しい面もありますが、きちんと取り組んでいきたいものです。

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