ひたひたと迫る、老いや病とどう向き合うか

人は、時間が経つにつれ、年をとり、老いて能力的なところが落ち、また、病気もしがちになります。それは、自然の摂理、と言えばそうなのですが、悲しいことでもあります。そこにどう向き合うか、考えてみました。

まずは、回避する、できる限りのことをしてみる、ということは大切です。十分な睡眠時間をとり、暴飲暴食は控え。運動をし、タバコを吸わない。もしかしたら、サプリや体操みたいなものもきくかもしれない。体を壊したら医者にかかり、薬を飲んだり、療法を受けたりする。そうやって、老いや病という状態をより良くすることを目指す、ということは大切です。

ですが、それで全てが解決するわけではないし、あまり、健康状態にこだわりすぎるのも、マイナスでしょう。特に、健康法、健康食品、サプリメントはいくらでもお金や時間をかけようと思えばかけれるものです。ですが、それを突き詰めても、治らないものは治らなかったりもします。

どうするか、というと、時に受け入れるということも大切です。自分の老いや病を認識するのは、非常に苦痛です。なので、どうしてもそこから逃げたくなるし、自分のことが嫌になることもあるでしょうし、昔はこんなことなかったのに、と思うこともあります。ですが、それは仕方ない、ということで、それを受け入れて、その中で、どういうことができるか、どのような心持ちができるか、ということを、考えていくことが必要です。

それともう一つ。人は案外、過去を美化するものです。若い時であっても、だからと言って体調が良かったか、、と言われると必ずしもそうでない場合もあります。若い時の方が色々と無理をすれば体に負担がかかり、節制をしている初老の時よりは体調が悪い、ということもあるでしょう。若い時の方が、無理を強いられがちです。また、精神状態は若いうちは、結構、ぶれやすく、精神的に不安定になりやすかったりもします。若い時は美化しがちですが、よくよく思い出してみるとそうでもなく、今と、トントンということもあるでしょう。

ということで、迫り来る老い、病と向き合うためにどうしたらいいか、考えてみました。

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