お客様は神である、といいたいところですが、とはいえ、いいお客さん、嫌なお客さんがいるのも事実です。嫌なお客さんに会ったときに、どうしたらいいか、ということを考えてみます。

可能であれば、そういうお客様とは付き合わないで済むということがベストです。それができれば苦労しないよ、というところですが、必ずしもそうではありません。自分がすることに価値があり、それをきちんと伝えて、労せずお客様を集めることができるようなればいいのです。それができれば、嫌なお客さんと付き合わなくてもきちんと利益をあげることができます。自分の身の回りでも、そういったことができる人の周りにはいいお客さんが集まっていて、お客さんとの付き合いで困る、ということはないように見えます。

あとは、耐える、ということもあります。やっぱり、そうせざるをえない、ときも時としてあります。が、これが長期にわたるとストレスが溜まるので、早めにこの状態を解消する、ということが望まれます。それと同じようなことですが、もう少し生産的なこととして、解釈を変えるということがあります。勉強になるなー、反面教師になってくれるからありがたい、等々。

あとは、お客さん側をある程度こちら側の意図にそうように動いてもらうことでしょう。切ることもできず、耐えるのもしんどい、のであれば、お客さんに変わってもらうということが選択肢としてでてきます。100％自分の思うように変えることはできないですが、ある程度は可能ということもあります。この辺の方法論は別途述べてみたいと思います。

まあ、嫌なお客さんの付き合い方として、短期的には耐えるしかないということですが、中期的には、お客さんが変わるように働きかけていく、ということもあるでしょう。でも、最終的なゴールとしては、嫌なお客さんとは付き合わないで済むように、営業力、商品力をあげていくことが、必要です。