海外の人たちとメール/電話にてコミュニケーションをしよう、ということがあるかと思います。日本と海外では時差、というものがあります。この時差をどう扱うか、ということは一つポイントです。なお、以下の話では、サマータイムを考えると色々と混乱するので、これは考慮外とします。
その日のうちにメールを送るべきか
どこの国に連絡するかによって、いつ、メールするかが異なってきます。例えば、日本時間の午後4時半に、タイに出してメールを出すのか、イギリスに対してメールを出すのか、考えてみましょう。
タイにおいては、午後2時半です。この30分後にメールを受け取っても、午後3時となり、午後6時を終業と考えると対応できるのは3時間しかありません。場合によっては次の日にまわしても大丈夫かな、、という気がします。
他方、イギリスだと、日本時間の午後4時半は午前8時半です。つまり、この30分後にメールを出すと、午前9時にはイギリスではメールを見ることができます。ここで次の日に回してしまうと、例え朝にメールしてもイギリスだとすでに真夜中、結局対応できるのは翌日の朝、となってしまい、1日ロスしてしまいます。つまり、日本時間の夕方にメールすると、イギリスでは朝受け取ってそのまま処理をするので、割と効率的となります。
今週中か来週の頭かは大きく異なる
今回もイギリスの話。同じ国内の場合、休日出勤するということを除けば、今週中にメールするか、来週の朝一でメールするか、ほとんどタイミングの差はないですよね。
しかし、イギリス(他のヨーロッパ圏でもそうですが)では、今週中なのか、来週朝一かは大きな差が生まれます。イギリスの今週中(午後5時を想定しましょう)にメールを出すためには、日本時間の翌日午前2時までにメールをする必要があります。かなり、遅くまで仕事をしなくてはなりません。ところが、イギリス時間の月曜日午前9時までにメールを出す、となると日本時間の月曜日の午後5時までに出せばいい、つまり、深夜残業は避けることができるでしょう。
このように、今週中、なのか、来週頭は同国内だとあまり違いはない、、、のですが、時差のあるところだと、非常に大きな違いとなるのでそこは意識しましょう。
電話でのコミュニケーションは難しい
時差が開けば開くほど電話でのコミュニケーションは難しくなります。例えば、中国とかであれば、時差は1時間しかありません。とすれば、そんなに電話での対応というのは難しくはありません。他方、イギリスとなると大変です。日本時間の午後5時がイギリスでの午前9時となりますので、仕事関係の電話だとせいぜい日本時間の午後5時~午後8時くらいまでが電話できるタイミングかな、、と思います。ニューヨークとかだともっと大変で、時差が12時間あるので、いつ電話するんだ、、という感じになってしまいます。
まとめ
このように時差があるとどのタイミングでコンタクトを取るか、ということが非常に大切になります。時差が離れれば離れるほど調整は大変なので、心するようにしましょう。