理想を持つとそれに近づくよ、と言われることありますよね。そう、引き寄せの法則です。人によっては、目的とかビジョンとかとも言います。じゃあ、なんでそうなるのか、、ということを考えてみました。
理想を掲げる、ということは、自分はまだそこに至っていないですよね。つまり、理想と現実のギャップを認識することになります。このギャップ、意識していると、どうしてもそれを埋めたくなります。で、それを埋めるべく思索をめぐらせたり、それに基づき行動を起こしたりするようになります。そういった、思索や行動をすることにより理想に近づきギャップが埋まっていく、ということなります。
それともう一つ。理想、というのが、意思決定の道筋というか、判断基準になります。というのは、選択肢があったときに、理想に近づけるものを選ぶ、ということができます。そうすることにより、判断も楽になりますし、実際に理想に近づくことになります。判断基準を持っていないと、せっかくのチャンスがきても活かせない(飛びつけない)こともあるので、理想は持っていたいもの。
さらには、意識していると、それに関連することが目に入りやすくなります。まあ、気づきやすくなる、ということです。同じものをみているはずでも、その中から理想に近づけるものを感じやすくなる。それを繰り返すと、理想に近づくことに資する情報が集まってきて、それを活用することにより理想に近づくことになります。
上記のようなメカニズムは、理想が明確であればあるほど、もしくは、それに対する執着していればしてるほど、強く作用します。ただ、その分、ストレスも強くなるので、手放しやすくもなったりもします。ので、そのストレスとうまく付き合い、なんとか、理想に近づきたい、そう思います。