ミスがミスを呼ぶ、ということを起こさないためには

仕事をしていたりしてミスをする、とつい焦ってしまいますよね。そして、時としてミスを重ねてしまい、物事が大きくなってしまいます。そういったことを防ぐためにどのように対応すればいいのでしょうか、考えてみました。

落ち着く

ミスをしてもパニックに陥らず落ち着くことが大切です。どうしても、ミスをしてしまうとどうしていいかわからなくなったり、条件反射的に行動してしまうこともあるでしょう。そうなると、必要な手が打てなかったり、別のところでミスをしてしまい、被害が大きくなってしまう、ということが起こりがちです。そのため、なんとか落ち着いて、状況の把握、打ち手の検討をしましょう。

そのために、いったん、深呼吸をしたり、トイレに行ったりして一息つくことも必要です。

深刻に考えすぎない

次に必要なことは深刻に考えすぎないようにすること、でしょう。ミスをすると深刻に考えてしまい、どんどん、考えが悪い方へ悪い方へ行きがちです。そうすると、やっぱり不安が大きくなり焦りが生じてしまいます。ところが、案外、最悪の事態に転がる、ということも少なく、ほどほどのところで収まったりもします。なので、深刻に考えすぎない、ということが必要です。

後悔しない

ミスをしても後悔しない、ということも大切な心がけです。ミスると、つい、「あの時こうしておけば。」、「もっと慎重に行えば。」と考えてしまいがちです。そうすると、考えが後ろにいってしまい、将来の解決策も浮かずにくくなります。これを防ぐには、後悔をしないようにする、ということでしょう。ミスというのものは発見が後になればなるほど被害が大きいので、「今、ミスがおこって、もしくは気付いてよかった。」と前向きに考えるようにしましょう。そうすると、気持ちが前に向く分、解決策も考えやすくなります。

上の人/経験のある人に相談する

これは組織にいる人向きです。いったん、上の人、経験のある人に報告、相談するようにしましょう。部下のレベルでは耐えられないことであったとしても、上の職階にいけば取るに足らない問題だったりすることもあるでしょう。また、経験のある人であれば、同じようなミスの経験があり、リカバリーの方法を知っているかもしれません。まあ、ミスが起こったら、自分だけで抱え込まないようにして、適宜、上司に相談するようにしましょう。もし、上司が難しければ、近くにいる経験者に相談するといいでしょう。

再発防止策を講じる

ミスを乗り切った後、反省し、再発防止策を講じるようにしましょう。毎回、毎回、同じミスをするのは、非常に効率が悪く、一回目だと許容した上司や周囲の人も、2度、3度繰り返すと助けてくれなくなります。そのようなことを防ぐためにも、ミスの振り返り、対策の制定が必要です。

まとめ

ミスをすると、焦ってしまい、ミスを重ねてしまったり、不安に押しつぶされそうになってしまいます。それを防ぐために落ち着き、深刻に考えすぎることなく、後悔しないようにしましょう。時には、上司等周囲の人を頼るようにして、事後的には再発防止策を講じるようにしましょう。

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