もう、卒業式のシーズン、多くの人が来月から新入社員として、働くことになるでしょう。最初のうちは、雑用的なことが多く、あまり楽しくないかもしれません。とはいえ、雑用、大切なのでしっかりとやりましょう、というのが今回のテーマです。
まずは、雑用であれ何であれ、誰かがやらなくてはいけないこと、ですよね。もし、不必要なことであれば、わざわざ、給料を払って仕事をお願いすることはないはずです。つまり、給料の対価として、仕事を依頼されるということは、それだけの価値のあることに他なりません。そのため、雑用であるからといって、やらなくていい、適当でもいい、ということには決してならないわけです。
また、雑用から徐々に仕事を覚えていく、ということがあります。例えば、書類の整理であっても、会社でどういう書類が使われているのか、その内容はどんなものがあるか、把握することができます。時間があれば、書類を少し読んでみたりすると、なんとなく、どんな内容か把握できることもあるでしょう。また、雑用は割と簡単にできることなので、負担なく仕事に入っていける、ということもあるでしょう。
さらには、一番大切なことは、雑用をきちんとできないと、「この程度のこともできないのか。」ということになります。一応、上司としては、仕事の難易度を見ながら仕事をふっているわけです。難しいことを頼んだ場合には、「難しいから仕方ないかな、、、。」となりますが、雑用の場合だと、そうはならず、できなかったときのネガティブな評価は強くなります。そのため、雑用だからこそ、きちんとやらないと後が怖い、となります。
と、いうわけで、就職したての頃は雑用が多いですが、がんばっていきましょう。大丈夫、徐々に難しい仕事が多くなり、そのうち、「雑用のほうが、楽でよかった。」と思える日もくるでしょう。