コミュニケーションは相手があってからするものです。ので、相手がどう思っているか、感情の反応を予測しつかむことが必要です。実は、自分の感情を把握することがその第1歩となります。
相手の感情の動き、というのは、結構わかりにくかったりします。もちろん、感情をあらわにする人もいます。が、必ずしもそういう人ばかりではない、、ですよね。また、特定の感情(怒りや悲しみ)をあらわにしていても、その裏側には別の感情や想いがあったりすることもあります。
ただ、コミュニケーションをスムーズに行うためには、相手の感情を把握する必要ありますよね。そこに汲んであげると、相手も結構落ち着いてきたりします。
じゃあ、どうやって人の感情を把握するか。それは自分の感情をきちんと把握することから。案外、自分の感情、把握するのって難しいんですよ~。こうでないといけない、とか、思考が感情を抑制してしまったり、きちんと理解や表現できず、モヤモヤしたり、感情に流されたりしまう、ということもありますよね。
一つの方法として、自分の感情を書いてみる、ということがあると思います。それは、日記とかでもいいです。
ぼくの場合だと、結構、ブログに感情がのっていたりします。ブログがいいのは、感情から始まるものの、感情を昇華させ教訓や経験に転換するというプロセスをとるから。そうすると、原始感情を認識しつつ、それをうまく発散する、という効果があります。
それと、人に話してみる。話すと気が楽になるとともに、自分の感情やそれを引き起こす思考を口にすることにより、それを明確に把握できたりもします。この場合は、きちんとそれを聞いてくれる人がいることが必要ですが。
そうですね。感情を素直にかんじとろうとする努力も同時に必要ですね。目を閉じて感情の流れに身を任せてみる。思考系を少し停止させるよう努力する。自分の価値観体系とことなる感情がでてきても否定しない、等々。
もちろん、人と自分は異なる価値観や感情の体系を持っているので、完全に一致はしません。ですが、同じ人間である以上、喜怒哀楽は共通しているところもあるので、自分の感情に基づき相手の感情を推し量ることができます。ちなみに、感情は人間であれば割と共通しているところもあるので、異文化コミュニケーションを行う際にも結構役だったりもします。