コミュニケーションにおける持久筋と瞬発筋、向き不向きと対応

たとえば、陸上とか、魚の種類とかで、持久筋、瞬発筋ということがあると思います。そこには、人や種族により、どちらが強いか、ということがあると思います。コミュニケーションにおいても、持久筋と瞬発筋の2つがあって、人によって得意不得意はあると思います。今回は、そんなことを対応を含めて書いています。

持久筋というのは持久走、マラソン等の長距離等を時間をかけて運動することを司る筋肉です。瞬発筋は短い距離等を短時間で運動することを司る筋肉です。これは、人によって種族によっても、構成割合等が異なり、結果として、運動における得手不得手ができるようです。

ぼくはコミュニケーションについても瞬発筋と持久筋があると考えます。ここでは、コミュニケーションにおける瞬発筋というのは咄嗟のタイミングで必要となるコミュニケーションをうまくこなす力を指します。例えば、口論、電話対応、パッパとLINEのやり取りをする、突然される相談事、ディスカッションのように、会話において必要とされることが多いと思います。放談会のようにテーマを決めずに話をするのも、瞬発筋に

他方、コミュニケーションにおける持久筋というのは、時間をかけてコミュニケーションを準備する力です。文章を書く、典型例だと思います。あとは、準備をして会議に臨む、セミナーを行う、なんかもそうだと思います。このように時間をかけて、コミュニケーションの準備をすることがコミュニケーションの持久筋です。

瞬発筋と持久筋のどちらが強いかは人によって異なります。多分、環境や仕事によって、瞬発筋か持久筋のどちらが強いか変わってくることでしょう。災害対応とか救急科に属している人は、瞬時の判断やコミュニケーションが求められる場合は瞬発筋が、逆に、学者や文筆家など考えることや書くことを業とする人や、期限が明確に決まっている仕事(会計事務所もそうかもしれません)は持久筋が発達することになるでしょう。

また、瞬発筋が強い人は電話を好むようです。電話の方がパッと話せるし、パッと用件を片付けられますからね。コミュニケーションをさくさく進めることができるからです。逆に持久筋が強い人はメール等のテキストのやり取りが得意です。これは、じっくり考えられるからです。なので、持久筋が強い人(つまり相対的に瞬発筋が弱い人)は突然、電話をかけられることが、結構、苦手でテキストのコミュニケーションに持ち込みたいという意欲を持つようです。

ということで、コミュニケーションの瞬発筋と持久筋の違いはこんな感じになりそうです。皆さんはそれぞれどちらのカテゴリーに属していますか。ぼくは持久筋が強いと思います。

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