外国人の前で、麺類を音を立てて食べることの是非について真面目に考えてみました!

日本では当たり前のように音を立てて麺を食べますよね。「ずずっ」とか、「チュルチュル」とか。そばなんか、もそもそ食べていると、「粋じゃないね~。」なんて、批判されたりします。ですが、外国人、特に欧米人は音を立てて食べる、ということは、マナー違反だとされている。では、外国人の前で、どう麺を食べますか、という議論です。

まずは、自分がどこにいるか、というところです。やっぱ、郷に入らば郷に従え、というやつで、海外にいるときは、その国のマナーに合わせるのがいいでしょう。例え、ラーメンを食べる機会があっても、静かに食べよう、ということです。で、日本にいる場合。「郷に入れば」、ということであれば、麺を音を立ててもいいんじゃないかな、、と。

後は、明らかに麺を音を立てて食べるのがいやだ、ということが分かっている人の前や近くにいる場合。こういうときは、相手の感じ方を気遣う、ということが必要でしょう。なので、日本国内であっても、こういう場合は静かに食べましょう。

というと、「あれれ、欧米人て、誰でも音を立てて食べるのを見るのが嫌なんじゃないの。。。」と思いがちです。ここからは、純粋に個人的な勝手な意見ですが、必ずしもそうではないのでは。

日本人に置き換えてもそうです。例えば、インドではカレーとか手で食べることがあります。最近では減ったかもしれませんが。日本人だと、手で食べ物を食べることは一部の例外(すしとか)を除き、いいことではない、と思われています。そうなので、日本人の中には、そうやってインド人が手で食べ物を食べることをよく思わない人もいるかもしれません。ただ、人によって、特に旅好きの人なら、「へー、インド人て手でご飯を食べるんだー。面白い。僕もやってみよう。」と楽しんでしまう、ということもあるはずです。

それと同じことが日本に来る外国人でも当てはまるのでは。中には、「日本人は音を立てて麺くっているんだ。俺も、パスタをずるずる食ってやるぜ!」というように。まあ、自分の国のマナーはマナーとして、でも、異文化を楽しめる、そんな人、いるんじゃないかな。そういう人の前であれば、音を立て麺を食べもOK。もしかしたら、海外にいても、「音を立てて麺を食べるのが日本の文化だ。」といって、音を立てて麺を食べるのはありな気がします。

やっぱり、郷に入れば郷に従え、ということもあるし、麺を音を立てて食べるのは日本の文化だ、ということもあるので、必ずしも音を立てるのは悪ではないでしょう。とはいえ、それを本当に嫌がるひともいるかもしれませんので、うまく状況を見て、自分のふるまいを決めれるといいですね。

 

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