日常生活から得られる学び (24)~あなたは怒声が聞こえるレストランで食事したいですか?

あなたは、怒る人ですか、それともある程度抑えられますか。怒る、ということのマイナス作用、結構たくさんあるのですが、そのうちの一つをとりあげてみます。

よく言った食事処にて

昔、よくいった食事処のことをとりあげます。ちょっと、高級な和食の店でした。食事もおいしく、店主の人とも話が合い特に彼の持つプロフェッショナリズムは尊敬していたし、スタッフの人も親切で、場所はやや不便ですが、お気に入りで週2~3日程度は通っていました。

ただ、少し気になることがあって、店主の人が特定のスタッフの方をよく怒っていたのですね。それも、粛々と説教したり教えたり、という感じではなく、本当に怒鳴りつける、みたいな感じでした。それも、僕はカウンターにいることが多く、そうすると、怒鳴っている場面が見えてしまう。

それを見ていると、なんだか辛くて怒鳴っている間はおいしく食事ができなかった、ことはよく覚えています。

怒っているのを見るのは辛い

怒る、怒鳴ること、それ自体が悪いのか、というと微妙なところです。やっぱり、人の育て方やコミュニケーションの方法は業界やその人で違うので、一概には否定できないでしょう。もちろん、昔ながらのやり方は通用しない面もあるのですが、外の世界から言うのは難しいです。

とはいえ、一つ意識したいのは、人が怒っているところをみる、というのは、辛いものですよ。自分が怒られているわけではないのですが、やっぱり、嫌な気分になってしまいます。同じような話として、よく街中で子供に怒っているお母さんがいて、もちろん、躾とか教育とか諸事情があって、怒っていることは理解できるとして、やっぱりそれを見るのは心が痛むものです。

結論としては、怒られて辛いのは怒られている当事者だけではなく、傍観者の人にとっても嫌な気分になるので、やめましょう。もちろん、人前で怒らざるをえない状況というのもあるのですが、その時は、自分が嫌な空気をまき散らしていることを認識したいものです。

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