私も、中間管理職1年め。スタッフの方に仕事をお願いする機会が増えてきて、苦慮しています。そんな中、仕事へのお願いの仕方は大きく分けて2とおりあると気付いたので、今日はそんなことを。
指示をする
具体的な指示を与える、という方法があります。つまり、作業の内容、手順、完成形を明確に伝えて、「この通りにやれ~」、という感じで仕事を任せる感じでしょうか。
任せる
おおざっぱな方向性のみ与えてあとはその人にやってもらう、という方法もあります。この場合は、背景や目的、制約条件(予算、期日等)のみを伝えて具体的な手順等は考えてもらうやりかたです。わかりやすい例としては、「次の勉強会はメキシコをテーマにするから資料作っておいて」というような任せ方になるでしょう。
どちらがいいのか~上司の観点から
上司の観点からは、その仕事に対する、上司の仕事の習熟度があります。具体的には、上司がその仕事をずっとやってきて、目をつぶってでもそのことができる、というくらい習熟していれば、具体的に指示をしていく、ということが有効となります。他方、上司が異動等でその職場に来たばかりだとすると、スタッフに任せるという選択肢が有効になってくるでしょう。
どちらがいいのか~スタッフの観点から
スタッフの観点も上司と同様です。具体的には、スタッフが業務をしっているのであれば、任せてしまってもいいでしょうし、入ってきたばかりでよくわかっていない、というのであれば具体的な指示を出していく、ということが必要になってきます。
まとめ
指示をする、任せる、二つの方法が適する状況を考えてみました。今回は、「習熟」という要因をとらまえてみました。その他、もちろん色々な要因があるので、それらについて機会があれば取り上げてみたいと思います。