困難に向かった場合、どう対処するか人によって異なります。ここでは、その類型を考えてみることとします。
戦う
まずは、困難があったら戦う、という考え方です。例えば、職場で辛い目にあったとしましょう。そういう場合に、声を大きくして自分の状況を訴える、周りの人を巻き込む、その事象に対して変えようとする、といったことが考えられます。周囲との軋轢を辞さない、ということでしょう。
逃げる
困難があったら、逃げる、こともあります。先の例でいえば、担当部署を変わる、転職する、その他やめてしまう、ということです。戦っても勝てる見込みがない、または戦うことの意義を感じられない、とした場合は逃げることあります。
耐える
ひたすら耐える場合もあります。先の例でいえば、辛い目にあったとしても、そのまま耐え続ける、受け流し続ける、ということです。石の上にも三年、ということもあり、しばらく耐えていると状況が好転することがあります。
まとめ
それぞれの対処法について、どれがいいのかは人や状況によって異なります。状況についていえば、最初のうちは耐えつつも様子をみる、という選択肢をとり、状況の変化に応じて、戦う、逃げるという選択肢をとることもあります。
世間的には戦うことがカッコいいと思われる場合もあるし、また、周囲と波風を立てない、という価値観だと耐える、ということが推奨されるかもしれません。ですが、人のことは気にせずに、自分がこうだと思える解決策を取る必要があります。
最後に人は、どの方法を取りがちか、傾向みたいなものがあります。自分の傾向を把握しておくと、客観的な改善策を考えるのには有効です。