期限がある、ということは、時折、面倒くさく感じることありますよね。ですが、期限がある、ということは物事を進めるためにはとても大切です。今回はそんなことをば。
人は期限がないことには、本腰を入れて取り組まない、という傾向があります。特に、面倒なことであればあるほど、「まあ、明日でいいや」「また、今度やろう」ということで、ずるずると先延ばししてしまいます。そうすると、物事の実現は遅くなってしまいます。
逆に、期限があると、そこが一つのゴールとして、明確になりますし、そこに強制力が生まれます。また、最終ゴールの期限から逆算して、マイルストーンを組むとより着実に物事の達成が近づきます。期限をチーム等で共有すれば、その期限をもってチームを動かすこともできます。このように、期限は物事を動かす強力な武器となります。
じゃあ、それをどう使うか、ということです。試験とか、業務みたいに期限があるものはそれに沿って勉強なり業務を組み立てればいいので、特に問題はないです。逆に、自分の夢とか、結婚のような人間関係とか、趣味みたいなもの、よく7つの習慣で出てくる第2領域的なこと、というのは、あらかじめ定められた期限がないことが多いです。
そういう場合は、自ら期限を設定するのがいいでしょう。仮でもいいです。期限が入ることにより、明確に感じられることになります。できれば、自分一人で抱えるのではなく、他者を介在させるとより強力です。できれば、チームで共有する、できなくても、SNS等で開示する、とか、友達に話す、とか、人の目があると、言ったことを守らないのは、カッコ悪いし、信用にも関わるので、守る圧力が加わり、より、実現への歩みが力強くなります。