投資信託のポートフォリオをどう組むか?、ということは結構悩み深いところかと思います。なので、今回はそんなことに焦点を当ててみました。
まずは、投資信託だけである程度のバランスを取るようにすることかしら。具体的には、日本株式、日本債券、外国債券、外国株式にかかる投資信託をバランスよく持つことによって、どれか一つか2つがダメでも、他でカバーする、という考え方となります。
もう一つは、海外株式一択、です。えー、ポートフォリオじゃないジャーン、と言われそうです。これは、むしろ、金融資産の外側まで含めてバランスを取ろう、という考え方です。つまり、日本で働いている以上、日本円で収入(給料等)が入り、円建ての資産が積み上がっていき、かつ、収入額は、日本経済の影響を受ける、という、自分のあらゆる資産が円建て、日本一択となっています。ので、外国株式を買っておき、日本円や日本経済の影響から切り離しておく、ということがあるでしょう。また、投資を考える人であればある程度の預貯金は持っており、それが安全資産となるので、金融資産の方ではリスクをとる、という考え方です。
じゃあ、海外株式一択、ということで、どういう買い方をするか、ということですが、まあ、全世界経済株式か、アメリカ株式か、ということが定説です。明日は今日より経済成長する(株価は上がる)と考えれば、全世界経済株式ですし、このままアメリカ一強が続く、と考えればアメリカ株になる。まあ、全世界経済株式でも6割くらいがアメリカ株であることを考えると、全世界経済株式でいいのでは、と思います。まあ、もちろん、その中でも手数料が安いものを選ぶ必要があります。
ぼくはどうしているか。Idecoは若干、リスク回避的で前者の考え方をしています。つまり、ぼくのIdecoのポートフォリオには日本株、日本債券、海外株式、海外債権が2割くらいずつ入っています。あとは、4つを一つにまとめたもの、海外不動産などがあり、バランス重視となっています。ただ、Idecoでは、預貯金や保険みたいにリスクの低い商品もありますが、それはポートフォリオに入れていません。リスクが低い資産が欲しければ、そのまま預貯金で持っていればいいからなのです。まあ、Idecoは手数料が結構するので、するなら金額や取るリスクは大きめの方がいい気はします。
積立NISAは後者の考え方。つまり、ほとんど海外株式です。全世界株式一択、、、と思いきやそうではなく、そのほか、アメリカ株、新興国株、先進国株、など割と色々な種類を入れています。まあ、これは、勉強のタメで色々と試してみたい、、ということです。なので、ほんの少しですが、日本株式やアクティブファンドも入っています。
まあ、Idecoも積立NISAも小さな金額から張れるのでやりやすいか、と思います。ので、この考え方でもいいし、別の考え方でもいいので、少しずつ試してみるといいでしょう。