この文章は令和4年4月28日に書いています。4月27日の新規感染者数は46,261人で第6波収束からジリジリと同じくらい水準を推移しています。今回は、ワクチン接種者が抱えるモヤモヤについて書いてみます。このシリーズでは、中立に書こうとしてはいますが、今回は接種者よりの文章にしてみます。接種していない人からは異論反論はあると思いますが、これは一つの考え方として読んでいただけると嬉しいです。機会があれば接種をしない人の側からの意見を書いてみたいものです。
接種したことのメリットが実感を持って感じられない、ということです。もちろん、新型コロナ感染症に対する抗体はできているので、発症しにくくなっている、とか、重症化しにくくなっている、とか、ということはあろうかと思います。だけど、ワクチンを打ったから行動が変わったか、、というと、そうでもないし、新型コロナ感染症は怖く感じます。
では、なぜか、、というと、おそらく、日本政府や社会がワクチン接種者とそうでない人の扱いを変えていないから、だと考えています。確かに、扱いを変えすぎると、ワクチン未接種者に対する風当たりを強めてしまうということもあるでしょう。ですが、一方で、努力義務として定めているのであれば、多少なりとも扱いを変えてもらわないと、、、という、感情を抱かせてしまうのも否めません。
具体的には、まずはデータを出して欲しいなぁ、、、と思います。つまり、接種している人と接種していない人の間で、発症率、重症化率、死亡率、の違い。これがあれば、ワクチンの効果がわかるじゃん。効果があるのであれば、接種している人は安心して行動できるし、接種していない人には接種を促す効果もあると思うのよ。残念ながら効果がない、ということであれば、行動制限しよう、、という気持ちになります。効果がないなら、そもそも、打たんよ、という考え方もあるでしょう。
また、行動面。やっぱり、接種している人が取れる行動、というのが、明確化されていないですよね。従前は、ワクチン検査パスポート、というものがあったりしたのですが、今はそんなものはどっかにいってしまっている、ということです。ワクチン接種した人がより行動しやすくなる、、ということであれば、接種したことのありがたみも感じるし、接種した人だけでも動けるようになるのであれば、より、経済も回復しやすいのかなと。今だと、せっかく接種したのに、なんだか、動きにくいなぁ、、と思っています。
ということで、やっぱり、ワクチンについては接種者とそうでない人の間で少し差をつけるべきでは、、と、いう気持ちになるのは、ワクチンを接種した人にとっては避けられないことだと思います。早く、コロナが収まり穏やかな気持ちで過ごせるといいですね。