この文章は令和2年8月11日に書いています。先日の東京での新規感染者は200人を下回りました。とはいえ、どちらかというと、休みで検査が行われなかったというところに原因がありそうです。また、島根で91人感染者が出る大型クラスター。まだまだ気が抜けない夏が続きそうです。

コロナ対策はいくつかあります。マスクをする、手指消毒、手を首の上にもっていかない、体調が悪い時は外出しない、会食はしない、人のいるところにいかない、その他にも色々あるかと思います。

一番、とまで言えるかどうかはわかりませんが、結構、難易度が高いのが、体調が悪い時に外出しないことだと思います。従前であれば、体温も37度くらいなら、休まないし、多少、咳をしてものどが痛くても出社していたかと思います。

背景としては、休むと仕事の都合が狂う、とか、アポを変更しないといけないのが、負担だし、約束は守るべき、という美徳に反する、という面もあるでしょう。なかなか、休みますとはいいにくく、つい無理をしてしまう、というのがやっぱりあります。

時折、報道なんかでも聞く、発症してからも勤務先に行っていた、ということがあります。そういう場合は、責められる文脈で報道されますが、どうしても、今までの考えに沿って行動すると、そうせざるを得ないところもあるでしょう。

本来であれば、体調が悪い時は休むことができる、という社会が望ましいでしょう。とはいえ、今の社会だとそれは難しい、、、ということもあるので、その辺のバランスはとって、でも、やっぱり勇気を出して休むことも必要です。