この文章は令和2年4月26日に書いています。東京での感染状況は、一時期の200人越えと比べると若干落ち着いたようですが、まだまだ、予断は許しません。危機的状況は続き、ギリギリな対応が続いています。
今後どうなるのか。時間軸の長さは未定ですが、ゴールは見えているように思えます。それは、コロナウイルスと共存していく、ということでしょうか。
まず、病気自体の脅威は徐々に低下していく、と考えられます。というのは、病気自体が蔓延することにより、徐々に人類が免疫力を取得していくから。もう一つとしては、ワクチンや対症薬も徐々に発達し、それが活用されれば、症状の軽減が活躍できる、ということでしょう。
今のように、自粛する、家にいる、というところの制限は徐々に緩和されてくると思います。というのは、経済活動をいつまでも止めておくことはできません。なので、どこかのタイミングで一定の犠牲を覚悟のうえ、経済を動かすことになるでしょう。
とはいえ、コロナ前の状況には戻れない。緩めるといっても、完全開放というわけにはいかず、一定の制限は賭けざるを得ないから。また、オンライン化、在宅化は、まあ、戻らないでしょう。この、コロナ後の世界は別に考察したいので、今回はこの程度で。
ただし、共存のプロセスにはやっぱり痛みを伴うことでしょう。自分が罹患すれば、肉体的、経済的、社会的に大きなダメージを受けます。また、近しい人を失う、ということもあるでしょう。どれだけ、それを減らしながら共存へのプロセスを歩むか、社会全体として取り組むべき課題となるでしょう。