この文章は令和3年10月11日に書いています。新型コロナウイルス感染症、グーっと感染者数が落ちてきました。これは、収束しつつあるのか、それとも第6波前の静けさなのか、そんなこんなを考えてみます。文中の統計数値はNHK特設サイトより引用しました。
まず、統計数値から。10月10日現在の新規感染者数は553人、重症者数483人とかなり人数が減ってきました。今までだと、緊急事態宣言を停止すると、人流が活発になり、すぐにでも感染者が増え始め、またもや緊急事態宣言、となっていました。ですが、今回は9月30日に緊急事態宣言が解除されてから、10日あまり経ちましたがその兆しは見えていません。しばらくは、このまま、行くのかなー、なんて思います。
その原因はいくつかあると思います。一番は、やはりワクチンが普及しているから、ということでしょうか。ワクチンは完璧ではないものの、感染予防、発症防止、重症化防止、という効果はあるようです。それと、この季節だと暑くもなく、寒くもないので、換気がかなり行き届いていると思います。あとは、人々が用心深くなって、緊急事態宣言が解除されても、派手には動かなくなった、ということでしょうか。
気になるのは、このあとどうなるか、ですよね。このまま収束してしまえばいいのですが、そういうわけにもいかないのかな。気になるのは寒さ、でしょう。やっぱり、コロナウイルスなので冬は活動が活発になる、ということと、寒さで換気がキチンとなされなくなる、のは不安要因です。あとは、徐々に人の用心薄れ、感染しやすくなる、ということもあろうかと。
とはいえ、このままずーっと引きこもっているわけにもいかず、経済も動かしていかないといけない。となると、多少はコロナが出てもやむを得ないだろう、、ということになりそうです。
本当の収束はいつか、おそらくは、冬の時期に第6波がきて、それを乗り切って春が来れば、今度こそ収束、、、となるといいなー、と思います。そこまでの間は、なんとか、感染せずにしのぎ切りたい、そう思います。