この文章は、令和3年12月5日に書いています。日本国内で言えば、だいぶ、新型コロナウイルス感染症の感染者は減り、社会生活は元に戻りつつあります。そんな中で、突如出てきたオミクロン株、世界が再び騒然としてきました。今回は、そんなオミクロン株について。
まず、オミクロン株、初めて報告されたのが、2021年11月に南アフリカでした。そこから、一気に世界を駆け巡り、現時点では30カ国以上で報告されているようです。すでに、日本でも2件、報告されました。今後も、広がりは懸念されているようです。
オミクロン株の性質としては、やはり、感染力でしょう。あの第5波でも出たデルタ株を上回る感染力で、すでに、南アフリカでは、オミクロン株がデルタ株を上回ったとされています。あと、ワクチンを打っても感染した、、という事例も上がっています。ただ、重症度といった病気としての深刻さは不明で、今のところ、軽症者が多いのでは、、とされています。
当然に、各国政府としてはさまざまな手を打っていきます。アフリカ南部からの渡航の制限、ですとか、水際対策的なことが多いです。日本は、実は、全外国人入国禁止、といった、大胆な手を打っています。先日は、新規国際線の予約停止という策まで打ち出しました。まあ、これは、日本人の帰国需要を無視している、という批判もあり、すぐに取りやめになりましたが。ちなみに、今回の岸田政権はコロナ対策的には打つ手が大胆で早いような気がしました。やっぱり、前政権は、経済を気にしてコロナ対策が遅くなった、、、という、批判があり、それを意識しているのかな、、。
メディアもオミクロン株については、その動向を注目しています。連日にわたり、オミクロン株のことが報道されており、専門家も色々とコメントをしています。とは言え、オミクロン株についてはわからないことも多く、報道も難しいようです。
人々の動向に与えている影響は、、、というと、それほど影響はないようです。もちろん、世間話の言の葉には乗ってきますが、行動そのものを変える、という感じではありません。行動を緩める人は緩めているし、気にしている人は気にしている、そんな状況です。まあ、言っても、まだ2例なので、自分ごととして捉えられていないと思います。もし、蔓延してきたら、行動にも影響でてくるのでは。
自分自身も、まだまだ、オミクロン株について、何か特別な備えをしているか、、と言われると、そうではありません。一般的な、コロナ対策はしつつ、そろりそろりと以前の日常に行動を戻しているところです。それに、コロナ蔓延は東京等の都市部から始まるので、地方にいれば、まだ、少し時間的余裕はあると思います。なので、今は、メディア等で情報収集はしているものの、何かしら手を打っている、ということはないですね。