このコロナ騒動から感じたこと㊽~家族への影響

この文章は令和2年5月11日に書いています。コロナも大分落ち着いてきて、そろそろ、緊急事態宣言も解けるのか、というところです。とはいえ、気を抜くと第2波、3波がくるので注意したいところです。

このコロナ禍における家族関係へはどう影響を与えるでしょうか。一般的には、家族の絆が強まる、と思います。今までは、大人は仕事、子供は学校、習い事、塾、と外で活動し、会える時間は限られていたと思います。ですが、昨今、大人は在宅勤務、子供は休校で、そこまでなくとも外出自粛で家で過ごす機会も増えたことでしょう。一緒にいる時間が増えたことにより、その分、関係も濃くなったのではと。

他方、一人でいる場合は結構寂しくなり家族を求めたくなります。確か、東日本大震災の際、結婚した人が増加した、と聞いたことがあります。身体的精神的危機にあると子孫を残したくなる、ということ、あるでしょう。また、今回特有の背景として、家族以外の人には会えないので、家族を作りたくなる、ということもあろうかと思います。

ただ、いいことばかりではありません。問題のある家族、というのも世の中には存在します。夫婦仲が悪い、子供に対する虐待がある、等々。今までは、夫婦、親子間が離れていたのでなんとかしのげていたことが、自宅に縛り付けられてしまうことにより問題が顕在化、悪化する、というが生じてしまいます。これについては、公的な支援が必要となることでしょう。

ということで、このコロナ禍により、家族がより集められるような状況になりました。それをいい方向に持っていきたいものです。

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