このコロナ騒動で感じたこと85~夜の街経済の変容?

この文章は、令和2年8月1日に書いています。新規の感染拡大はもう止まりません。いよいよ、東京は400人台。地方自治体では、場所によっては緊急事態宣言をだすところも出てきました。中央政府のGo Toトラベルとは少し齟齬が出始めたところ。徐々に、人の動きが動かなくなってくる、そんな雰囲気が立ち込めてきました。

夜の街、今回の再感染拡大の発進地となったところです。多分、夜の街の在り方が変わってくるのでは、、と思います。

新しい生活様式、といってもこれを取り入れて営業することは難しいのです。ソーシャルディスタンスを取り入れると、入れれるお客さん数が減ってしまい、稼働率が下がってしまいます。それだと、結局、固定費を負担することができない。営業時間の短縮も同じ効果をもたらします。また、お酒を飲むと警戒心が緩んでしまい、特に、マスクが外れてしまう、ということもあります。

それとともに、この自粛期間が長く続くと、今までお客さんで来てくれた人も来なくなってしまう。つまり、離れている間に、別の時間のすごし方を見つけてしまい、イマサラ夜の街に戻ってこれない。夜の街、やっぱり、お金もかかるし、家族もないがしろになりやすく、そこからいったん離れると戻ってこれない、というのもあるでしょう。

あと、自然環境的にも夜の街は好ましくないといえます。夜の街、それを維持するためには、たくさんの電気が必要です。夜の街から灯りが消えれば、その分、電気の消費量も減り、化石燃料の消費もその分減るでしょうし。まあ、これは夜の街だけではなく、コンビニもそうですし、深夜残業などもそうだ、と言えるのでしょうけれども。まあ、家に早く帰って早寝早起きをしましょうということです。

夜の街、どう変容していくか、ということですが、需要自体がなくなることはないので、やっぱり、淘汰されていく、ということになるでしょう。一つとしては、高級店は残りやすい。高級店なので、ゆったり目なスペースでしょうし、金額が高いので、ソーシャルディスタンスをしても採算がとりやすい。後は、オンラインというか非対面で、テレクラも流行っているのと、あと、ズムキャバなるサービスもでてきたようです。

もちろん、人と人が接する、ということは、必要不可欠なことだと思います。夜の街がなくなることはないでしょうが、その在り方は変容していくだろうな、、と思います。

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