このコロナ騒動から感じたこと221〜令和4年9月20日の頃

この文章は令和4年9月20日に書きました。今回も月次レビュー編です。統計資料はいつも通りNHK特設サイトを参照しています。それでは。

全体的に感染状況はひと段落した、というところでしょうか。9月19日の新規感染者数は、38,054人と三連休中、ということもあったのですが、それにしても、1ヶ月前の8月20日が253,162人だったことを比べるとだいぶ減った感はあります。重症者数、死者数ともに減っているようですね。要因はお盆が過ぎた、とか、ワクチン接種と感染で免疫力がついたからと考えられますが、そういえば、その分析をしている文章はお目にかかっていないですね。

オミクロンの特徴としては、感染リスクは高いけど、重症化リスクは低い、とされています。軽症、とはいえ、実際、かかると相当苦しいようです。あまりにも増え過ぎたこともあり、重症化リスクが低い人は入院やホテル療養できず、自宅療養になってしまう、ということもあると聞いています。あとは、後遺症がどの程度あるか、ある程度はあるようですが、それほど大きな問題になっていないと感じます。

ワクチンについては、4回目の接種は接種対象者が絞られていることもあり、9月19日時点では32,657千人となっています。実は、ワクチンについては、オミクロン対応型の接種がそろそろ始まる、ということで、接種対象者が様子モードになっているようです。そのことを除くと、現状では、打ちたい人はうち終わり、そうでない人は打っていないという状況だと思います。2回目が102,778千人、3回目が82,087千人と頭打ちになっている印象を受けます。

政策的にも世の中的にも、少しずつ動きが見られます。まずは、全数把握の全国一律見直し、が9月26日から。今までは新型コロナ感染症について全ての人を届け出ていましたが、今後は重症化リスクが高い人を中心に届け出をするようです。また、水際対策にも緩和の動きが見られます。行動制限は、今年の6月くらいから一切されていません。感染したりした時の療養期間も短くなっています。このように、少しずつ、政治的にもコロナ前に戻っているようです。

メディアもコロナの報道についてはトーンが変わりました。確かに、感染者数等々は報道します。でも、報道の内容に具体性がなくなり、特に、どこで感染した、ということをほとんど流さなくなりました。確かに、感染者のプライバシーを守る、という観点からはこういった措置は必要ですが、逆にどこで感染が流行っているかわかりにくくなり、行動の仕方に迷う、ということもあります。

世の中の流れも変わりつつあります。確かにマスクをしたり、職場や公共の場における感染症対策は、従前通りです。ですが、イベントが開催されるようになったり、会食も活発になってきます。ぼくもこの前、知人のパーティーに行ってきましたが、あまりにもコロナ対策しなさすぎていて、ぼくは不安になってしまいました。そうそう、コロナにかかっても、昔ほどバッシングされなくなったのはいいことですよね。ただ、この辺りも地域差があって、東京や大阪の方が、緩やかになっている程度は大きいようです。

自分自身は、というと、世間の平均よりは気にしている方ですが、とはいえ、やっぱり、行動を緩めています。もう、東京には6月から2回もいきましたし、人にも会っています。気をつけているのは、会食くらい。それでも、少人数とかどうしても外せない会食は参加したりもしています。とはいえ、コロナにかかるとしんどい、ということと、コロナにかかると社会活動に制限がかかるので、やっぱり怖いといえば怖いです。そうそう、コロナが収束してくると、コロナに関する関心が薄れてしまい、あまりニュースを捉えられなくなったり、ブログも書こうという気が弱くなりますね。

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