一人暮らしのための自炊講座。4回目となる今回は調理器具、食器のそろえ方です。
最初は必要最小限のものから
自炊を始めよう、と思うといきなり高価な調理器具を買いそろえる人がいたりします。ただ、そういう場合はどうしても使わない調理器具がでてしまったり、場合によっては自炊そのものを挫折してしまったりして、無駄が発生しやすくなります。そのため、自炊開始当初は必要最小限の調理器具のみしておくとよいでしょう。
具体的には、調理器具としては、お玉、菜箸、深く底が広いフライパン(これ一つで炒め物、煮物、焼き物、揚げ物に対応できます)、万能包丁1本(そんなに高くないもの)、まな板、炊飯器(ご飯を食べる人)、後は電子レンジがあると色々と便利かな。値段はあまり高くなく、お手入れが簡単なもの(ステンレス製等)にしましょう。
徐々に調理器具をそろえていく
料理をするようになると色々とほしい調理器具が増えていきます。例えば、小さ目なフライパンや鍋がほしい、菜箸/木べらがあると混ぜるのに便利、料理の本を見るようになると計量カップ、スプーンが必要、洗い物が増えると水切りかごがほしい、魚をさばくようになるとよく切れる包丁がほしい、大根おろしが食べたいのでおろし金が必要、常時お米を炊くようになると米櫃があるといいな、、、となってきます。そのような場合は、その都度、買いそろえていくようにしましょう。そうすることによって、調理器具が徐々にそろっていきます。
たまには売り場をながめてみるのも
ある程度自炊が軌道にのったら、便利な調理器具を探しにでかけるのもいいかもしれません。ベターホームのような料理教室でも置いてあるし、スーパーやデパートみたいなところでもいいです。あまりお金をかけたくなければ、100均でもそれなりに調理器具的なものがあります。そうやって、ふらっと売り場を眺めてみると、なかなかよさげな調理器具があり、更に料理の幅が広がる、ということがあります。
まとめ
調理器具、最初からがつんと買うのではなく、徐々に買いそろえていくのがコツでしょう。自分の食べる料理、スタイルによってほしくなる調理器具が変わってきますので。