自炊をすることのメリットは口に入るものをコントロールできることである

自炊をすることのメリット、どんなものがあるでしょう。実は、最大のメリットは、食べるものを選ぶことができること、と考えています。ので、今回はその話を。

油を使っていない食べ物って

最近、少し思うことがあり、サラダ油を使わないように、食生活を組み立ててみようとしました。普段、昼は外食で、夜も場合によっては外食ということになります。

そこで、気付いたのは、サラダ油を使っていないだろう食べ物を探すのは意外と難しい、ということ。例えば、洋食であれば炒めたり焼いたりということが多いので、使ってそうです。カレーでも油は使うでしょう。中華も炒めることが中心となるので、やっぱり、使われている可能性が高いです。和食だと焼き鳥や焼き魚は大丈夫そうですが、天ぷらのような揚げ物になると完全アウト。ということで、サラダ油を使っていない料理を探すのは結構難しいものだと。

他方、自炊であれば、油そのものを使わない料理、でもいいですし、油分が必要な場合ではバターやオリーブオイルを使うこともできるので、調整することが可能です。

なにを食べるかコントロールしよう

このように、自炊をすると自分で何を食べるのか決めることができます。これは、結構重要なことかなと。例えば、コンビニで並んでいる惣菜、後ろのほうを見ると結構添加物が使われています。きちんとした基準で安全性は確かめられているはず、なので、食べても問題はないのではないかとは考えもあります(このことについては本稿では触れないようにします)。とはいえ、気になる人は多いと思います。こういった食品を避けるための手段として自炊する、ということがあります。

また、食事制限をする際には自炊は有効です。どうしても、外食、中食はカロリー、塩分、素材をコントロールすることは難しいです。もちろん、場所によっては、栄養的配慮をしてくれるところもありますが、それほど多くはありません。自炊であれば、そもそも、自分でなにを食べるか決めることができるので、食事制限は容易です。食事制限すると、美味しいものは食べられない、と思う人もいるかもしれませんが、そこは工夫次第で美味しいものを作ることができます。

後、自炊の場合は、食材について凝ろうと思えば、どこまででも凝ることができます。例えば、野菜であれば、無農薬で野菜を作っている農園から直接とりよせる。調味料も、市販のものではなく、ブランドや手作りのものをとりよせる。どこまで、追求するかは、その人の価値観次第、ですが、自分がしたいように食卓をデザインすることができます。ちなみに、私はそこまでは凝っていませんが、調味料はスーパーとかでちょっと高めなものを買っています。

家族がいたとしても

一人暮らしの場合は、完全に自分でコントロールできるのですが、家族持ちの場合は難しい、かもしれません。とはいえ、ある程度、コントロールすることは可能です。

例えば、お子さんが「ハンバーグ食べたい!」ということがあります。親としては、もっと、野菜を食べてほしい、と思うこともあるでしょう。そういう場合は、付け合わせで野菜を補えるようにする、サラダを作る、若干姑息ですが、ハンバーグの中に野菜を混ぜ込む、ハンバーグは小さ目に作って、他の料理の分量を増やす、ということもできます。これが、ファミレスだと微調整が難しいかなと。

このように、自分で作るのであれば、家族の意向は意向として、ある程度の工夫はできそうです。

まとめ

自炊をする、自分の口に入るものを選ぶことができます。もちろん、全部自炊をする、というわけではなく、可能な範囲でとりくめばいいのかと。自炊できれば、どこまで自炊してどこまでを外食、中食に頼るかということも調整できますので、自炊力はつけておくにこしたことはありません。

 

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