Noという時に気を付けたいこと

先日は、Noということの効用的なことを考えてみました。今回は、Noというときに気を付けるべきこと、ということを少し考察することにします。

言い方に気を付ける

まずは、一般的なこととして、言い方に気を付けることです。時折、1行か2行で断り文句を送付するということがありますが、おざなりな印象を受けることもあり、少し印象が悪かったりします。もう少し、行数を増やし、言葉を多く使ったほうが無難です。できれば、誘っていただいたことについては、「ありがとう。」とか謝辞を付けるといいでしょう。

可能であれば、誘いに乗れない理由を付けてみると丁寧かと思います。ただ、理由によっては、相手に悪印象を与えるケースもありますので、時には言わないほうがいいこともあります。正解はないので、難しいところですが、相手もよるでしょうし、また理由の正当性が高ければ理由を説明したほうがいい印象を与えます。

代替案を示す

Noという際には代替案を示すといいでしょう。例えば、6月10日に飲みましょう、と誘われたりします。単に、断るだけだと、そのまま終わってしまいますよね。理由を説明して、翌週なら大丈夫などの代替案を示すと相手としても嬉しかったりします。逆に代替案がないと、その場はそれで終わったりもしますし、誘うほうとしても追い打ちをかけるかどうか悩んでしまうものです。やっぱり、断られるのは面白くないことですから。逆に、誘われたくない、と思うのであれば、代替案を提示しない、ということも一つの方法です。

少し、踏み込んだ手としては、こちらから誘いかえす、ということがあります。そうすれば、相手としては都合が悪かっただけで自分が拒否されたわけではない、と感じることができます。

新しい世界の扉かもしれない、と考える

誘われたことに気が乗らない、特に自分が今までしたことがないことだと、つい感じてしまうものです。こういう場合に、NOを繰り返すと今までの世界と同じようなところにいるだけかもしれません。NOと言いたくなったとしても、時にはYESと答えてみると、意外と新しい発見があるかもしれません。もちろん、実際のマイナスがある、という場合は受けないという選択肢となるわけですが、単に気が乗らない、不安という理由であれば、乗ってみる、というのも一つの考え方です。

まとめ

NOというとき、まずは言い方を気を付けましょう。それから、代替案を提示する、とか、時にはYESといってみるといったことにも留意してみると人間関係的にもいいですよね。

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