人生は点ではなく線で考えると気持ちのブレを減らせますよ

人生をどう考えるか。点で考えることと、線で考えることがあるでしょう。点というのは、起こった事象や状況をそれだけで考えること。線というのは、その事象や状況の前段階や後の展開も含めて考えることです。ここでのお勧めは線で考える、つまり、連続した一連の流れの一環と考えることです。

点で考えると、一つの事象や状況を独立して考えます。とすると、苦境に陥ってしまった時は、そこだけを見て辛く感じたりめげたりしてしまったりします。

逆に線で考えると、過去や未来を同時に考えるので、例えば、過去の出来事と比較しそれで心を慰めたり、未来を見れば、この苦境が自分の成長につながったり、それが解決した後の心安らかな世界を考えることになります。そういうように過去や未来を考えることにより心が上向かせることができます。

また、いいことがあっても同様です。点で考えると、つい、浮かれてしまったり、気分が大きくなってしまったりします。ただ、線で考えると、今が上がり調子なだけで、将来は下がる時もくる、というふうに考えが及び、自分の行動を戒めたり、下落に備えることもできます。高転びに転ぶ、ということを防げるわけです。

また、未来を見るからこそ、将来のために、今の労苦を我慢することができる。仕事しかり、勉強しかり、貯金しかり。逆に、今しか見えなければ、今に流されてしまい、安易に生きてしまう、ということもあるかもしれません。もちろん、今と未来のバランスはとらないといけないので、未来だけでなく、今のほうにも比重を置かないといけないのですけれどね。

なので、人生を考えるには、線で考えたい。過去、今、未来を通してその流れを勘案しつつ、それぞれのバランスを最適になるようにしたいですね。

人生のコツ/趣味