1対1、のときと、1対多のときのコミュニケーション(たとえば、6~7人くらいで飲んでいるとき)とはコミュニケーションの方法が異なります。そのため、どうしても、得手不得手でてしまいます。そんな中、あるべきコミュニケーションをまとめてみました。
1対1のときは聴くことに重点を
1対1のときは、なるべく相手のことを聞くようにしましょう。
そもそも、人間誰しも色々としゃべりたい、という願望があります。それが、自分の得意なことであればあるほど、話していて快感を覚えます。そこで、1対1のときは相手がうまく話せるように、自分は危機側に回ります。特に意識したいこは言いたいことは最後まで言ってもらう、ということ。いい気になってしゃべっているところを途中で止められるとなんとなく不完全燃焼な気分になってしまいます。
とはいえ、全く話さないのも辛いので、全体の2割~3割くらいは話してもいいのかなと。また、自分が興味のない話を聞き続けるのも辛いので、その場合はうまく話題を変えるようにしたいですね。
1対多の時にはうまく発言の機会を
1対多のときはある程度、発言できるようにしましょう。1対多の場合、聞き役に回ってしまうとそのまま集団に埋没してしまい、自分がいたかいないかよくわからなくなってしまいます。そんな場合、どうしても寂しく感じられてしまいます。
それを回避するためには、ある程度、場の中で発言していくこと、が大切です。特に、聞き手タイプの人は、大勢の中で発言をする、ということに慣れていないことが多い。その場合でも、うまく話しの流れを見計らって、エイッと話をすることが大切です。時には、話の流れをさえぎっても、発言をしたほうがいい場合もあります。やっぱり、大勢で話すと、一人の人が最後まで言いたいことを話し切る、というのは難しいのだろうな、と思います。
それぞれの例外
まず、1対1の場合であっても、自分が話し手に回ることもあります。一つは自分のもっている情報、考えを伝えたほうが相手のためになる場合。そういう場合は、自分が話さないと相手に情報が伝わらないので、こちらから積極的に話をします。自分であれば、キャリア相談を受けた時とか、向こうからお会いしませんか、と言われた場合が多いです。この場合でも、時折、相手の話をきいて興味の方向性を確認する、ということは必要でしょう。後は、聞き上手の人だと甘えてしまいます。そういう人は聞くこと自体が好きなので、少しこちらがしゃべりすぎても大丈夫です。
それと、1対多の場合。場を支配するほとしゃべりまくると、他の人が話せなくなるので、適宜バトンを渡すとほかの人の気もよくなるでしょう。その際、あまり話をしない人にうまく振ってあげるとその人も喜ぶと思います。逆に普段は話さなくても、ここぞというとことろでポイントをついた発言ができると、「おーっ」となります。後は、周りは偉い人ばかりで、自分が下のほうの場合はおとなしくしておく、という選択肢もあるでしょう。
まとめ
コミュニケーション、1対1の場合と、1対多の場合では、あるべき方法が少し異なりそうです。ご自身の得意、不得意はありますが、両方とも大切なので、自分のコミュニケーションスタイルを顧みて、うまく順応することが大切です。自分は、1対1のほうが得意なので、1対多のほうも適宜とりくむようにと考えています。